志木4小を使わない案が、本命の案になっており、2中と2小の間をつなぐ「わたり廊下の工事」が開校時期の主な理由として、令和9年に開校時期を遅らせるという説明がされました。

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志木市小中一貫教育推進委員会(第8回)
2023/08/18(金) 午前10:00-11:50

傍聴7名希望→抽選5名。
傍聴資料配布なし。
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保護者向けの連絡網で下記が通知されました。

2中学区の義務教育学校について

教育長説明:
施設整備
 ・2小,2中 運動場、武道館、校舎を利用。

 ・わたり廊下を整備して一体化が必要。

 ・4小の校舎の利用。
  →児童・生徒のために利用する。

開校時期
 令和9年度 とする。
 義務教育 1-9年生、一体的な校舎を通して、質の高い教育を行う。

R5年からR9年に向けてのスケジュール
 委員には、資料配布されていた様子。

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委員からの意見、質問など:

2中学区も、R7年に小中一貫型で事前スタートできないのか?
その後R9年に義務教育学校に開始するのはどうか。

はやく開校できないのか?
準備段階として、先行して開始するべきでは。
助走期間を2年間にもうける方が当事者の混乱が少なくなるのでは?

 →教育長:
   制度的には、R7年に小中分離型で開始し、R9年で義務教育学校の開校とすることはできるかもしれないが、
   一定のソフト・ハードが揃った状態となるR9年から義務教育学校で開始としたい。;
 
委員:
  10年先、20年先をみるのであれば、
  データをとるべき。R9年ではなく、R7 に2年実施し、分離型でのデータ収集したらよいのでは。比較もできるかもしれない。
  他の学区の参考にもなるのでは?

  →教育長
    市は、小中一貫型・義務教育学校の両方を方針でたてている。
    2中学区は、立地がよいのでハード・ソフトを両方揃えてから義務教育学校が良いと考えている。
    2中学区以外、他の学区でも参考になるものは、でてくるかもしれないが、
    他の学区のために2中学区を先行してやるということではない。
    R9に開校してからも、実施して走りながら直していくこともでてくるとは思う
    
    R7になにがなんでも開校するということではない。
    義務教育学校は、目的ではなく、あくまでも手段。
    R9に、大きく混乱が生じるとは考えていない。

委員:
 工事について。工事期間に関してはR8年で終わらせなくてはならないが、可能なのか。
  →学校総務課長:成田
  工事スケジュールに関しては、R8までに終わる。

  工期は問題ない。

委員&安原委員長:
 結局、R9年までの2年間: 志木2中学区はどのように考えているのか?
 →教育長;現状の3校の体制で小・中学校のまますすめていく。
      R9年で義務教育学校を開校する

委員:
 2中学区だけ、2年間はスタートしないことが混乱になるのでは?
 義務教育学校に期待していた人に説明が必要なのでは。

委員:
 すでに、混乱は生じている。
 R7年で開校する計画では、準備が整っていなかったことに気づいたという理解か。

 → 施設隣接のため可能と考えていたが、
   検討を進めると、施設一体にした方がよりよい教育ができるのではないかという考えになった。
   R9年に延期し設備整備してでもその方がベストだと考えた。

委員:
 義務教育学校がベストなのであれば 延期するとその間、教育が2年間、2中学区だけ
 受けられないということになる。 
 体操着、制服などもあるので、決定ならば早めにおしえてもらいたい。

 義務教育学校に期待していた方に対しての説明はどうするのか。

 →教育長:
   開校時期は慎重に検討している。
   R09年は、本日初めて示した。
   スケジュールは早めに知らせてほしいという保護者の声はあった。
   期待していた方には、保護者・地域の方に早めに示していきたい。

安原委員長:
 実施時期にはこだわらないとしていたが、その結果として、
 R9年になったということを、本日示された
 ということがだが、それについてどうか。

委員:
 私は、R7年に開始すべき。
 2年間で利用者の意見を吸い上げて、R8年度までに工事改修、

 R9年に向けて
 プラス効果になるのでは?意見として伝える。

委員:
 義務教育学校について支持する。
 夏休み終わると、どうなのか。
 さくら連絡網で 8/25-26 で早く連絡していくべきではないのか。
 
 →教育長:R9年から開校するにしても、実際にスタートしてからも、
  走りながら改善、改革をする必要はあると思う。
  委員からの意見は受け止めるが、一定のソフト・ハードがそろってから開始したいと思う。
 
委員:
 現場は、できることはどんどん進めていく。
 R9年に間に合わないということもあるかもしれない。
 スケジュールは、直すこともあると思う。
 一気に変えるのではなく、シームレスに変えていく方がいいのでは。

 →教育長:
   スケジュールも、もっと細かいスケジュールを示したい。

委員:
 施設整備、渡り廊下だけあれば、進むのかなと思われる。
 渡り廊下が大きな課題なのであれば、専門家と相談された方がいいのでは。
  スケジュールからみると2桁の億単位の工程として見える。
  工事が大掛かりに見えるが、民間工事であればスパンを短くできるのかもしれない。 
  他の民間へ手配した場合、スケジュールが短縮される可能性がある。
  時間がかかるのは耐震工事のようなレベルではないか。

 →教育長:
  まずは予算が必要。
  実施・設計 などスケジュールを考える必要あり。

 →成田課長:
  渡り廊下→ 基本計画が必要
  法律的な整備が必要
  敷地内にある建物、確認申請(建物が図面と一致するかなど)
  市道の手続き
  →基本計画、基本設計 が必要で時間がかかる。

委員→コアネットへ:
 小中一貫教育にむけて、工事・類似の事例は?
 地域によってはやりながら進めているとか?
 既存を使って、とか、新規工事があるよとか、

 → 他事例は収集して共有する

 → 志木市の地域の理解を進めながらというところに一番気をつかっている。

委員;
工事期間、1年でできるのか?
 →成田課長:
  3年半かけないとできない。

安原委員長;
 渡り廊下は、かなり大変な工事になるというのは素人でもわかる。
 決めるのは、教育委員会になるので、意見はいろいろ出した方がいいと思う。
 子供たちが減っていくにむけて、
 9年間の教育の垣根を低くして、理想の学校として1つの学校にしてしまおうということだと思う。
 
 分離型の難しさがある。
 教職員が人事異動した場合、
 分離型よりも一体型にした方が、先生たちも良い。
 渡り廊下で校舎がひとつにつながっていると、教員同士の交流・意見交換ができる。
 
 R7からやるという意見もあるが、
 ソフト・ハード一体化してからでないとできないものがある。
 ハードが整ってから進めた方がいいのかなとは個人として思う。

委員:
 他の学区からみると、2中学区が取り組めていないということになる。

 R9から小中一貫教育、義務教育学校をやっていくというのを聞いて安心した。

 →教育長;

  今回方針を示した。いろいろ意見を聞きながら、
  2中学区は、義務教育学校 をR9 年開校とし、
  それ以外は、小中一貫型で進める。
  今回の方針を、市の教育委員会で、議題として出していき計画を策定したいと思う。

各学校の報告:
下記で通称名を決めたとのこと。
  他学区は、6-3制で継続とのこと。
 
  志木中 :いろはさくら学園 で決定。
  宗岡  :むねおか未来学園 で決定。
  宗岡2中:むねおかせせらぎ学園 が最終候補

他報告多数は省略。

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